神社とお寺でのそれぞれの作法をおしえてください。

神社とお寺の参拝作法は異なりますが、どちらもスマートに行うための基本的なポイントを解説します。

神社の参拝作法

1. 鳥居をくぐる〜手水舎:

   • 鳥居の先は神様の住まう神域です。服の乱れを整え、帽子は脱いでください。
   • 鳥居をくぐる前に軽く一礼（会釈程度）して通ります。
   • 参道の中央は神様の通り道なので、左右の端を歩いて進みます。
   • 手水舎で身を清めてから、拝殿に向かいましょう。

2. 拝殿で参拝「二拝二拍手一拝」:

   • 拝殿は神様をお参りする場所です。お賽銭を入れ、鈴があれば鳴らします。
   • 二拝二拍手一拝という作法を行います。
     • まず深いお辞儀を2回。
     • 次に拍手（かしわで）を2回。
     • 最後に再び深いお辞儀を1回。
   • その後で頭を軽く下げて祈願します。

3. 鳥居をくぐって出る:

   • 参拝を終えたら、思い思いの時間を過ごしてください。
   • 帰る際は再び参道の端側を通り、鳥居を出る前に社殿に向き直って会釈をして出ます。

お寺の参拝作法

1. 山門をくぐる〜手水舎:

   • 山門はお寺の門で、仏様の通り道です。服の乱れを整え、軽く一礼して山門をくぐります。
   • 参道の中央は仏様の通り道なので、左右の端を歩いて進みます。
   • 手水舎で身を清めてから、本堂に向かいましょう。

2. 本堂で参拝:

   • 本堂でお賽銭を入れ、鰐口（わにぐち）があれば鉦の緒（しょうのお）を持って鳴らします。
   • 会釈をしてから、胸の前で合掌して祈願します。
   • 最後にもう一礼して参拝を終えます。

お守りは複数持っても問題ありませんが、丁寧に扱いましょう。神社とお寺の両方に参拝しても問題ありませんので、心地よい参拝をお楽しみください。🙏